医薬分業の進展に伴い、薬剤師に求められる資質はこれまで以上に高くなっています。刻々と進化する医療の知識習得や、高いコミュニケーション技術の習得など、薬のプロであるという意識を常に持ち、日頃から自己のスキルアップを図る姿勢が重要です。また、これからの薬剤師は患者様にいかに信頼されるかが重要だと考えています。薬のことだけでなく、食事や運動、睡眠などを含めてより良い生活の向上のために、トータルでのお世話ができなければなりません。患者様との間に信頼関係を築いていき、これはあの人に相談しようと思ってもらえるような、そんな薬剤師を目指してひとりひとりが日々の業務に取り組んでいます。
薬を手渡すだけでない薬局の役目
私たちは患者様のQOLを考え、様々な情報提供はもちろん、疾病予防や健康増進まで視野に入れた幅広いケアを行っています。
めざしているのは、地域のかかりつけ薬局
医薬分業が定着した現在、「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」として患者さまに信頼され、選ばれる薬局を目指しています。 医薬分業の意義を最大限に生かし、「安全」「安心」を第一に、患者さまと十分なコミュニケーションをとることで、様々な相談を引き出し、一人ひとりにあった調剤と服薬指導を行い、薬物療法の効果を最適にいかせるよう研鑽を重ねています。
患者様の声を医師に
患者さまによって日常生活の過ごし方は異なります。また、自分の病気についても不安を抱えています。コミュニケーションをとることで、様々な要望を引き出し、患者様一人ひとりにあった調剤、服薬指導をおこなっています。そこには調剤薬局ならではの仕事のやりがいを感じられます。医師に相談できなかったことでも薬局なら相談できるという患者様も少なくありません。私たちは患者様の生の声を聞き、必要があれば医師に提案するなど、地域医療の一端を支えていると実感しています。
多くのお客さまと出会い、末永くお付き合い頂けるための信頼関係を、化粧品•エステを通して築いています。お客さま一人一人の心を大切に望む美しさはどういうものなのか、化粧品に望むもの何なのか、お客さまの声にきちんと耳を傾け最適な商品や化粧習慣をお客さまとご一緒に考えながら、心が触れ合うお付き合いを大切に重ねていきたい。美容を通じ、イキイキとハリのある生活を送って頂くためのお手伝いが出来る事を喜びと感じています。
これまでの生活者のニーズは「病気になりたくない」が主流でした。しかし、医療分野を中心に栄養•美容といったマーケットが拡大し、世界最長寿国という超高齢化がすすむにつれ、ネガティブな予防イメージから「積極的な健康づくり」へと変化しています。調剤薬局においても、処方せんに基づく薬のことだけではなく、食生活や睡眠などの生活習慣や健康食品サプリメントと薬との相互作用に関する事などの情報提供やアドバイス等を通して、自分の健康は自分で守る(セルフメディケーション)といったニーズに応えられる事が重要になっています。私たちは薬のことだけではなく、薬剤師といいう専門性を活かしながら、幅広く「情報」を提供できる薬局づくりを目指しています。そして「健康づくり専門店」として地域住民に喜ばれ、選んでもらえる薬局の展開を通して地域社会の”健康づくり”に貢献しています。
訪問前に医師と打ち合わせ
大町調剤薬局グループでは、在宅訪問を1995年からスタートしました。患者様宅を訪問し、薬剤の情報提供や管理を行うことで、薬局だけでは経験できない医療における薬剤師の役割が見つかります。医師、介護士、介護ヘルパーの方達との連携により、医療チームの一員として介護社会に必要とされている経験が、よりよい窓口での服薬指導や薬剤情報の提供にフィードバックされます。
ケアマネージャー資格
2000年4月に介護保険制度がスタートしたなかで、大町調剤薬局グループでは、今までに介護サービスを利用したことのない方や、どこに相談したらよいかわからない方がまずはじめに気軽に相談できる薬局でありたいと思っています。どのような介護サービスがあり、利用は可能なのか、その申請や費用についての相談を受けたり、必要に応じて介護サービス機関と連絡を取り合い、希望者がスムーズに各種介護サービスで利用できるようお手伝いをしています。